「リッター2円引き」と「○%還元」どっちがお得?

石油元売会社から発行されているカードの定番特典に「リッター2円引き」というのがあります。

ENEOSカード、コスモ・ザ・カード・オーパス、ENEOSカードのようにガソリンスタンドの名前を冠したカードのことです。

1リッターあたり2円値引きしてくれるというもので嬉しいメリットですね。

管理人もだいぶ前に、2円引きに引かれて出光まいどプラスを作りました。

さて、当サイトでは石油元売系カード以外も還元率が高ければ積極的に紹介しています。それら石油元売系以外のカードは「リッター2円引き」の特典はありませんが、代わりに「還元率1.5%、1.75%」という○%還元する特典が付いています。

この2円引きと○%還元どっちがお得になるのか計算してみましょう。

2円引きはガソリン価格の高騰に弱い

リッター2円引きはガソリン価格が130円でも140円でも150円でも160円でも一律2円引き(固定)です。

ガソリン代だけの還元率を見てみると次のようになります。

ガソリン価格(L) 値引き額 還元率
120円 2円 1.67%
130円 2円 1.54%
140円 2円 1.43%
150円 2円 1.33%
160円 2円 1.25%
170円 2円 1.18%

リッター100円の時は還元率2%、130円だと1.54%、150円だと1.33%、というようにガソリン価格が上がるにつれて還元率が下がっていくのがわかりますね。

2013年3月現在、ガソリン価格はレギュラーで150円前後ですから今の還元率は1.33%くらいですね。

○%還元は高騰に強い。
還元率1.5%ならリッター133円以下になるまで勝ち!

もう一つの○%還元を見てみましょう。
下の表は、左に還元率、右にガソリン価格をとり、表の中身はそれぞれの時の還元額を集計したものです。

還元率 ガソリン価格
140円 150円 160円
0.50% 0.7円 0.75円 0.8円
0.75% 1.05円 1.125円 1.2円
1.00% 1.4円 1.5円 1.6円
1.25% 1.75円 1.875円 2円
1.50% 2.1円 2.25円 2.4円
1.75% 2.45円 2.625円 2.8円
2.00% 2.8円 3.0円 3.2円

こちらはガソリン価格が上がるにつれて同じ還元率だと還元がされる金額が大きくなりますね。還元される%が大きくなればなるほど額も大きくなります。

この「○%還元」タイプのほうがガソリンの高騰には強いと言えます。

ではガソリン価格がいくらになったところが同じ価値になるか見てみましょう。
ガソリン価格が150円の時は、還元率1.5%あれば還元額2.25円なので還元%タイプの勝ち。1.25%以下になると2円引きタイプの勝ちになります。
140円でみてもやはり還元率1.5%あたりがボーダーラインですね。

ガソリン価格は高騰してきています。

ガソリン価格の推移

2013年3月現在、第二次安倍政権になってからアベノミクスという経済成長戦略の影響もあり、円安になりつつあります。輸入資源であるガソリンはこの先円安が進んでいくとまだまだ高くなることが予想されています。

もしこの先本当にガソリン価格が上がっていくとしたら、石油元売系のリッター2円引きよりも漢方スタイルクラブカード、エクストリームカード、リーダーズカードなどの高還元率カードを選択する方が良いと言えますね。

ココとかココとかでも書いていますが、石油元売系カードはガソリンの給油のときだけしかメリットがない、もっと言えば基本的に「リッター2円引き」以外ほとんどメリットを感じられません。(少し大げさに書いてます。)

それに対し、その他のカードは何に使っても全てポイント還元されますから、ガソリン以外の決済、たとえばケータイ料金やプロバイダ料金の支払いもクレジットカード決済に変えた方が生活費全般で見たときにはトータルで節約できることになります。